さて、今回は個人旅行に必要な英語力はどのくらいなのかについて考えたいと思います。
空港から始まり、飛行機の中、トランジット、現地についてからもホテルの受付、そこまでの移動手段、食べ物の調達、何から何まで自分の責任でやらなければなりません。
このブログを見てくださっている皆さん、英語には自信はありますか?
おこめんにはありません。英語と言えば、学生時代にそれなりに勉強したくらいです。持っている英検は3級です。。。
それでも、自分の英語力でヨーロッパ旅行ができました。
もちろん旅先でコミュニケーションが取れないと困る場面はいっぱいあります。
スーパーではレジに行ってお金を払えば物は買えますが、レストランでは注文ができないとご飯が食べられませんよね。
ホテルでも受付をしなければいけません。
道に迷って人に聞くこともあるでしょう。
目次
英語を使う場面を思い浮かべる
まずは、旅の中で必ずコミュニケーションをしなければならない場面はどんな場面なのかを思い浮かべるといいでしょう。
1.レストランで注文するとき。
2.ホテルで受付をするとき。
3.道に迷ってほかの人に道を聞くとき。
4.トイレの場所を聞くとき。(結構大事です)
と、まぁ最低限だとこれくらいですね。
つまり、上にあげたシーンで必要な英語をあらかじめ覚えておけば、旅をすることができるというわけです。
それぞれの場面で必要なフレーズは
では、それぞれの場合なんといえばいいのかをひとつひとつ見ていきましょう。
1.レストランで注文するとき
これは、ものすごく簡単です。
「〇〇(食べたいもの)、プリーズ」
といえば、注文できます。
食べたいものが言えない場合は、メニューを指さしながら「プリーズ」と言えばOKですよ。
メニューが分からなければ他の人が食べているものを指してもいいでしょう。
それでいいの?と思われるかもしれませんが、シンプルなものほど伝わりやすいです。
特に、英語圏でない地域では開いても英語が堪能とは限らないので、お互いにシンプルなコミュニケーションにすることで間違いなく意思が伝わります。
旅に慣れてきたら、この「プリーズ」の部分を現地の言葉にして伝えてみるのもいいですよ。
2.ホテルで受付をするとき
Do you have two beds tonight?(私たちの場合は二人旅だったのでtwoです。)
と聞けば、空きがあるかわかりますし、空きがあれば「プリーズ」と言えば良いです。
また、日本からすでに予約をしている場合は、
I'd like to check in.(チェックインお願いします。)と言いましょう。
そのあとに名前を確認されますので、
予約時に登録した名前を言えばOKです。
これもあらかじめ覚えておけば簡単な単語しか出てこないので大丈夫でしょう。
3.道に迷ってほかの人に道を聞くとき
地図を持っていると思うので、地図を見せながら
Do you know (場所を指す)?
で通じます。
英語が通じない人でも、地図を見せて行きたい場所を指せばほとんどの人が教えてくれました。ヨーロッパは旅人にやさしい土地でした。ありがたや。
4.トイレの場所を聞くとき
Where is the restroom?
と聞けばOKです。
restroomはrの発音があって日本人にはやや難しいですね。
もうストレートに
Where is the toilet?
と聞いてしまうのも有だと思います。最終手段です。
もう覚えれましたね?
こうして挙げてみると意外と必要な英語力が高くないことが分かります。
こんな感じで、場面ごとに必要な基本的なフレーズを覚えていれば旅をつづける最低限のコミュニケーションは取ることができました。
その他の必須コミュニケーション
もし、あなたがドミトリーを使って宿泊をする場合は、かんたんな自己紹介ができるようにしておくといいと思います。
・名前(下の名前だけでかまいません)
・どこの国から来たのか
・今日はどこに観光に行ったのか
などです。
基本的にドミトリーでも英語でのコミュニケーションです。
そしてほとんどの人が英語がペラペラです!
恥ずかしいかもしれませんが、頑張って交流してみましょう。
I am not really good at English.
英語が得意ではないというと、向こうもゆっくり話してくれます。
英語が使えたら・・・
交流が広がる
ただ、私たちは、ドミトリー(相部屋)に宿泊していたので、さまざまな国からの旅行客と会いました。
イタリア、ドイツ、スペイン、カナダ、トルコ、アメリカなどなど・・・。いろんな国の人同士が会話するときはもちろん英語。旅の中で「もっと英語が喋れたらな」と思う場面は本当にいっぱいありました。相手の言っていることはわかるけれど、私が伝えたい言葉が出てこない。
もどかしいです。
武器になる
ホテルの人と宿泊料金でトラブルになったこともありました。そのときは、つたない言葉を尽くして何とか乗り切りましたが。
トラブルの時、言葉は武器になるということも同時に感じました。
思い出が作れる
旅をする上では、決められたフレーズだけを使いこなせれば大丈夫ですが、人と人とをつなぐコミュニケーションになる言語はやはり使えることに越したことはありません。
英語は話せたら話せただけ、旅の思い出が豊かになること間違いなしです。
私たちも、2ヶ月間の旅の中で、交流した良き思い出ができました。
トルコ人の英語教師の方と相部屋になり、筆談を通じて仲良くなって、一緒にピサの斜塔に観光に行きました。
道を教えてもらったオランダ人のおじいさんにキリスト教について教えてもらったこともありました。
観光地の情報交換だけでなく、出身国の習慣、宗教観など生の話が聞けるチャンスです。
旅の目的は人によってさまざまですが、私自身はコミュニケーションを通じてできた思い出は鮮やかに記憶に残っています。
英語を身に着けるために
英語を話すのは日本にいると照れくさい部分があって英会話教室以外に勉強する場が少ないのも事実です。
旅の中でも移動時間や覚える時間はたくさんあるので参考書を持っていって現地で勉強する手もありますよ。
英語しか伝わらないと思うと格段に伸びる英語力。(笑)
必要性があるのとないのとでは身につき方に差が出ますね。
世界共通で通じ合える言語があるということがどれだけ素晴らしいことなのか実感した旅行でした。
英語力を高めておくことはかならずやあなたの旅の助けになるでしょう。
良き旅のお共に。
★こちらの記事もおすすめです★
>>【必須】これがあって良かったと思うこと間違いなし!旅の指差し会話帳