海外個人旅行

ヨーロッパではどのくらい英語が通じるのか

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海外旅行での不安と言えば、言葉が通じるかどうかがあげられますよね。
英語圏では英語ですが、さてはてヨーロッパでどの程度英語が通じるのでしょうか?

英語を得意とする国ランキング(英語を母国語としない国に限る)

語学学校がまとめた英語を得意とする国ランキングです。

第1位:オランダ
第2位:デンマーク(北欧)
第3位:スウェーデン(北欧)
第4位:ノルウェー(北欧)
第5位:フィンランド(北欧)
第6位:シンガポール
第7位:ルクセンブルク
第8位:オーストリア
第9位:ドイツ
第10位:ポーランド

この結果を見ると北欧は英語が強い!その理由としては、言語の起源が同じで受け入れやすいということが挙げられるようです。

しかし、問題なのは街の人が英語をいかに話せるということではなく、私たちが旅をする上でコミュニケーションをとる必要がある場面でどのくらい英語が通じるか、ですよね。

旅の場面で英語が必要なのは、

レストランやカフェ、観光地、鉄道利用時、ホテルなどですね。

私たちが旅をしたフランス、ベルギー、ドイツ、オーストリア、イタリア、ギリシャではどのくらい英語が通じたのか、経験をもとにお話しします。

ユースホステルでは基本的に英語OK

ユースホステルの受付の人は英語ができる方ばかりでしたので、ユースホステルに泊まるのであれば英語オンリーで大丈夫だと思います◎

なんとか慣れない英語を駆使しながら受付のお姉さんと意思疎通を図ることができました。

お姉さんは私たちの受付が終わった後大きなため息をついていました。

お姉さん、なかなか話の通じない私たちに長く長く付き合ってくれて本当にありがとう!!

鉄道チケットの予約も英語OK

高速鉄道や国をまたいでの移動の際は、基本的に予約が必要です。日本から予約をしておけば大丈夫ですが、現地で予約をする場合は、鉄道の窓口で予約を取らないといけません。

鉄道の窓口では窓口にいる人が何語を喋れるのかが国旗のシールでわかるようになっていますので、

英語が話せる窓口(イギリスかアメリカの国旗シールが貼ってある窓口)にならべば大丈夫です。

中には、8か国語以上喋れる人もいました。

バイリンガルの次元が違います。

それぞれの国でどのくらい英語が通じたか

一覧にしてみました。

レストラン 観光地 鉄道 ホテル 街の人々
フランス 〇(ボディーラングエッジを交えてくれる)
ベルギー 〇(こちらの言ってることはやや通じない、ボディーラングエッジを交えてくれる)
ドイツ
オーストリア
イタリア 〇(こちらの言ってることはやや通じない)
ギリシャ 〇(こちらの言ってることは通じるが、ボディーラングエッジで返してくる)

※あくまで私個人の印象です。

とりあえず、絶対的に通じなくて困るホテルや鉄道では、英語が通じないぞ⁉という場所はありませんでした。

私たちはホテルの予約を一切取っていかず、現地の窓口で毎回取っていたので、ホテルでのコミュニケーションは必須。

毎回英語で通じて宿が取れたので、大丈夫です!

観光地もどこでも英語です!

特にイタリアは国民的には英語は苦手かな?との印象でしたが、観光地での多言語化は手厚く、どこでも日本語のオーディオガイドもある厚待遇ぷり!

ヨーロッパの国別英語の能力

世界的に英語教育を行う会社EFが調査した「英語の話すスキルランキング」の結果がこちらです。(引用元:https://www.ef.nl/epi/

最も優れている

オランダ、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、ルクセンブルク

優れている

ドイツ、オーストリア、ポーランド、ベルギー、スイス、セルビア、ルーマニア、ポルトガル、ハンガリー、チェコ共和国、スロバキア

平均的

ブルガリア、ギリシャ、リトアニア、スペイン、フランス、イタリア

低い

ロシア、ウクライナ

とても低い

トルコ

※ちなみに、日本は、「平均的」に分類されています。このことから、他の国がだいたいどのくらいの英語レベルなのか予想が出来るかと思います。

英語以外の言語を勉強したほうが良いのか

私たちが行った国では、フランスではフランス語、ベルギーではフランス語とオランダ語、ドイツ、オーストリアではドイツ語、イタリアではイタリア語、ギリシャではギリシャ語といったようにそれぞれの国の言語があります。

出発前に言葉が通じるのか不安を抱えていた私たちは、それぞれの言語を覚えようと必死でした。

特に最初に行く国であるフランスで言葉が通じないといけないと思い、フランス語のCDを聞いたり、簡単なフレーズを覚えたり、いろいろしましたが。

結果、英語で大丈夫でした!!

現地の言葉のフレーズを覚えても相手の言っていることが理解できなければコミュニケーションは取れない

フレーズを覚えたところで、フランス語で話せば当然向こうはフランス語で返してくるのだから、その言葉が何言っているかわからなかったら意味がない。

ということです。(^_^;)

最初のユースホステルで、受付のお姉さんにフランス語で話しかけるも向こうの返答が分からず。

結局

「English OK?」

受付のお姉さん、はっきりとした英語で受付対応してくださいました。

それぞれの国の簡単なフレーズを覚えれるならそれに越したことはないかもしれません。

しかし、それがコミュニケーションの実践の場で役に立つかというと、答えはノーです。

でも、大丈夫です。

英語、通じます!

英語はさすが義務教育でやってきているだけあります。特別勉強していなくても、簡単なフレーズなら向こうの言っていることもわかります。

不安な場合は指さし会話帳で相互コミュニケーションの手段を確保

どうしても心配な方は、行く国の言語の指差し会話帳を持っていくことをオススメします。(私はフランス語、ドイツ語、イタリア語、ギリシャ語の指さし会話帳を持っていきました。)

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最後に

国と国が隣接している土地柄で、EUというバリアフリーな関係で、

多国語を話す人が身近にいるという環境は、多国語を話すさまざまなハードルが低いのだと実感しました。

英語が喋れると海外がもっと身近になりますね。

他言語が身近なものになれば、もっともっと渡航が一般的になって、外国という壁もなくなるのだろうなぁ。

日本もそうなっていけばいいのにな、と思いました。

 

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