電車の切符

ヨーロッパ鉄道時刻表は役に立つ!?電車は時間通りに来るのか?

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よく言われることですが、日本人は真面目で時間にも正確です。電車の時間も正確です。もし遅れることがあるならば、数分遅れるだけで放送が入り、電子掲示板にも案内が表示されます。私たちはその生活を当たり前だと思っています。では、ヨーロッパではどうなのでしょうか。

今回は、ヨーロッパの電車が時間通りに来るのかについて、そして鉄道の旅をする上での必須アイテムについてお話します。

日本と変わりなく時間通り

結論から言いますと、ヨーロッパの電車も時間通りに来ます。天候など特別な理由で遅延することはあるかもしれませんが、普段はきっちり時間通りです。時間になったら出発します。日本と同じだと思ってもらって構いません。

事前にヨーロッパ鉄道全線の時刻表を購入しよう

きちんと時間通りに来ることが分かったら、旅に向けて購入するとよいものがあります。それが『トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表 日本語解説版』です!

・・・と思ったら、2013年8月版を最後に廃盤になっていました。なんということでしょう!いまはすべてインターネットで確認する時代になってきたのですね。

 

どうやら今は地球の歩き方編集室から『ヨーロッパ鉄道時刻表 日本語解説版』が出ているようです。(2017年7月現在)

内容はトーマスクックのものと同じで発行元が変わっただけのようですね。

紙媒体が完全になくなったわけじゃなくって良かった!

この時刻表はヨーロッパ各国の主要な鉄道の情報がコンパクトに収録されていますので、鉄道旅行を計画する際、ルーティングで役に立ってくれるだけでなく、現地で急に思い立って列車で旅したいときにもたいへん頼りになる本です。つまりあなたの旅の可能性を広げてくれるツールといえます。(引用元:http://www.arukikata.co.jp/guidebook/train/timetable00.html

と、サイトの紹介文にもあるとおり、本当に大変頼りになる本ですので、必須アイテムです!

スムーズだけでなく安全な旅のお供

旅行中これを持っていけば、旅の予定をスムーズに立てることができて大活躍の一冊です。

電車の出発時刻をもとに、何時に起きるか、何時にホテルを出発するのかという細かいスケジュールを組むことができます。

余計な待ち時間がかかりませんし、主要観光地に行く電車でも本数がそれほどなかったりしますので、(パリからモンサンミッシェルに行くときなど)スケジュールを組まずにいるとその日のうちに目的地に着かない可能性すらあります。

知らない場所で降ろされて、しかもあたりは真っ暗で、ホテルの場所すら分からない。おまけにインフォメーションセンターはすでに閉まっている。

そんな事態にならないためにも必要です。

時刻表を見るうえで忘れてはいけないこと

曜日を確認する

土日祝は鉄道ダイヤが変わります。これも日本と同じです。

旅をしていると曜日感覚がマヒしてきて次の日が土曜日であることを忘れてしまいがちです。

土曜日は違う時間に電車が来るので、忘れて平日ダイヤで予定を組んでいると悲惨な目に遭います。

早朝の寒い駅のホームで遮るものもなく冷たい風を1時間以上も浴びないといけなくなることもあります。

到着時間を確認する

時刻表は出発時間だけでなく、到着時間もわかります。

電車の旅は時間がかかります。特に国をまたいだり離れた都市間を移動するときは半日以上かかることもザラにあります。

ダイヤによっては、電車が長時間駅のホームに止まっていることもあります。

到着時間があまりに遅くなるプランを立てるのは危険です。初めて着く都市では日が出ているうちに到着するように予定を立てましょう。

どうしても遅くなる場合は、事前にその日宿泊するホテルの予約を済ませましょう。(ホテルの予約は現地のインフォメーションセンターで空き状況の確認や予約もしてもらえます。)

最後に

事前に細かいスケジュールを立てていかなくてもこの時刻表があれば鬼に金棒、電車で困ることがありません!

予定を変更せざるを得なくなっても何の心配も不安もなく過ごせます。フレキシブルな旅にはもってこいの一冊です。

 

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