鉄道の旅では、フランスのTGV(高速列車)、ドイツのICE(高速鉄道)や寝台列車などを必ず利用します。その際に必要になってくるのが窓口での予約です。
でも、英語も不自由だし、もし窓口の人にうまく伝わらなくって間違った予約を取ってしまったらどうしよう・・・という不安もありますよね。
今回は誰にでもできる鉄道チケットの予約方法についてお話します。
目次
必要事項を紙に書いて窓口の人に渡す
誰にでもできて、一番確実な方法はあらかじめ予約したい内容を紙に書いておきましょう。そうすればそれを窓口の人に見せるだけで簡単にチケットを購入することができます。
書いておかなければならない事柄は次の通りです。
乗車日 | 「Date」「Month」「Year」に分けて書いておくと間違いがありません。 |
枚数 | Number of Tickets |
列車番号 | Train No. |
乗車駅 | Departure Station |
降車駅 | Arrival Station |
発車時刻 | Departure Time |
到着時刻 | Arrival Time |
片道か往復か | 「one way(片道)」「return(往復)」 |
座席のクラス | 「1st Class」「2nd Class」 |
寝台車のタイプ | 「Sleeping Car(寝台車)」「Single berth(シングル)」「Twin berth(ツイン)」「Couchettes(クシェット)」 |
上段か中断か下段か(クシェットの場合) | 「Upper Bed(上段)」「Middle Bed(中断)」「Lower Bed(下段)」 |
このうち、列車番号、発車時刻、到着時刻についてはヨーロッパ鉄道時刻表が必要になります。わからない箇所については書かなくても大丈夫です。
ユーレイルパスがある場合は必ず提示します
ユーレイルパスも忘れずに出してくださいね。忘れると乗車料金を支払わなくてはいけません。
ユーレイルパスを使う場合は、鉄道チケットに「GLOBAL PASS」と記載されます。(それぞれのパスに応じて記載内容は変わります)
予約内容が正しいかどうかその場で確認する
チケットを受け取ったらまず内容が正しいか確認してください。必ず列から離れる前に確認をしてくださいね。列から離れてしまった後で、もし間違いがあった場合は、長い列に並びなおさないといけないので。
予約のタイミングは駅に着いたとき
新しい都市に着いたときに、その都市でホテルに泊まるのであれば、駅に着いたタイミングで鉄道窓口に行き予約をするのがベターです。
当日の朝、窓口に並んで予約をするとなると、窓口はたいてい列を作り混雑しているので時間がかかります。並んでいる間に予定していた列車が出発し、紙に書いてあった予約内容を書き換えなければならなくなる可能性もあります。
駅に着いたタイミングで予約をしておけば、わざわざ予約のために駅に来る必要もありません。
当日は列車の時刻に合わせて駅に向かえばOKです!
日本からでもチケットの購入は可能
窓口での購入は不安という方は日本からでも鉄道のチケットの予約ができます!
長い行列に並ぶのはおっくう!という方はぜひ前もっての購入をオススメします。スムーズに旅ができますしね♪
鉄道チケットの予約はこちらから⇒レイルヨーロッパ ジャパン(日本語サイト)
最後に
私たちが旅行に行ったときは10月から12月のいわゆるオフシーズンでした。しかし、鉄道の窓口はいつも行列でした。オンシーズンだとどれほど並ばなければならないのか・・・。
旅の計画は時間に余裕をもって行ってくださいね。