旅にはトラブルがつきものです。
もちろん何のトラブルにも見舞われずに旅を終えることができた人も多くいらっしゃいます。
しかし、保険ショップ『保険クリニック』の「海外旅行先でのトラブル」についてのアンケート結果によると海外旅行に行って、トラブルに遭遇する率は「14.8%」という結果だったそうです。14.8%という数字は意外と高い!
トラブルには小さいものから大きいものまでありますが、実際におこめんがヨーロッパ旅行中に遭遇したトラブルをトラブル別に紹介します。
今回は、イタリアのヴェネツィアでストライキ(ショーペロ)に遭ったお話です。
水の都ヴェネツィアとは
ヴェネツィアはいくつもの小さい島でできている都市です。島と島の間は水上バス(バポレット)で移動します。
イタリアと言えば値段交渉をしないと船に乗れないんじゃないの?というイメージがあるかもしれませんが、観光客向けのゴンドラと違い、水上バスは公共交通機関なので日本で電車に乗るときと同じように決まった運賃を支払い自動券売機で券を買います。
この「公共交通機関」というのがポイントで、公共交通機関はストライキがたびたび起こるのです。
ヴェネツィアのユースホステル
ヴェネツィアではヴェネツィアユースホステルに泊まりました。ヴェネツィアにはユースホステルはこの一軒しかないようですね。
このユースホステルは男女別に部屋が分かれており、一つの部屋に12人ほどが泊まれる広い部屋がいくつもありました。
できたばかりなのかとてもきれいで清潔なユースホステルした。ちなみにヴェネツィアは人気都市なのにユースホステルが一つしかないため、予約開始前からかなり並びます。ここは事前に予約しておくほうが無難かも。
このユースホステルの場所は、下のピンマークがついている場所にありました。左上の大きくベネチアと書いてあるところが駅です。
見て分かるように、船がなければ行けない場所にあります。
このユースホステルに泊まった翌朝、次の都市に向かうため駅に移動しようとしていました。
ストライキ発生
朝食を食べ、準備をして、船付き場で船を待っていました。
しかし、待てども待てども一向に来ない船・・・。
1時間、2時間たっても船が来ません。
この時私たちは、フィレンツェに行くための特急列車の予約をしており、チケットをすでに購入していました。(15ユーロ)
このままでは乗り遅れてしまう!!!
何時間も待ち、ようやく来た船に乗るも、なぜか駅の近くの船着き場までは乗せて行ってくれず、途中で降ろされてしまいました。それでも何とか駅のある島まで戻ってこれただけでも良かった!ここからは徒歩で行くしかない!自力で駅まで向かうことにしました。
ヴェネツィアは細い路地が入り組んでいて地図を見ても迷子になりやすい都市です。北に向かおうとしても入り組んだ道に入っている間にいつの間にか南に向かっているという。
走りながら街をさまよっているとところどころに貼ってある紙に気づきます。
それがストライキ(ショーペロ)のお知らせの紙でした。
ストライキがある前にはちゃんと張り紙をして知らせてくれるのですね・・・。もう遅いけど。
駅にたどり着いたのは、発車時刻を15分ほど遅れた頃。
電車は・・・すでに出ていました。
こういうときだけ時間通りなんかいっ!
クタクタの足で次の特急列車を予約しに窓口に行くのでした・・・。
電車に乗り遅れても予約料金は無駄にはならない
ストライキに遭ったけれど、幸いにも特急電車の再予約には追加料金はかかりませんでした。
乗り遅れた場合でお、乗り遅れた電車の予約券は捨てないで、再予約の時に窓口に提出してくださいね。
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