前回の「【雑談】どうやって2か月間のヨーロッパ旅行を実現したのか?」という記事で、旅に行く覚悟についてお話をしました。
意識としての問題ですが、こういったことを念頭に旅に出かけたほうがいいと思います。
そうでなければ、帰国後の人生がうまくいかなかったとき、旅に行ったことを後悔してしまうからです。
さて、今回は、この旅で何を得たのかについてお話します。
目次
旅の目的はヨーロッパの世界遺産
私たちの旅の目的はヨーロッパの世界遺産を見る!ただそれだけです。旅自体にはそれ以上のものはありません。
自分探しの旅、英語力の上達、など何かを見つけたり、スキルを身に着けるために旅に出かけたわけではありません。
旅は高尚なものであったり、人生の大きな目的があったりする必要はないのです。
自分の人生を使うわけですから、自分でその価値があると判断すればそれでよいわけです。
ということで、立派な旅だったわけではないことをあらかじめ言っておきます。
旅のゴールは旅を終わらせること
もちろん、旅が終わらなければ、自分たちの旅について振り返ることはできません。
無事に日本に帰国出来て初めて、旅が達成できたといえるでしょう。
私たちは無事に旅のゴールテープを切ることができました。
目的は達成されたのか
目的は世界遺産を見ることでしたので、達成できました。
そして、写真も満足するほど撮ってこれました。
私たちにとって大満足の旅になりました。
そうして行った旅行は人生においてどんな意味をもったのか?
これは、当初の旅の目的とは別に、旅に行ったということが結果的にどういう意味になったのか、ということです。
旅に行って分かったこと、知れたこと。旅に行く前は想像もしなかったことです。
自分の力を知ることができた
一番の財産となったのは、自分たちの力でヨーロッパ個人旅行を実現したという経験ではないかと思っています。
自分には何ができて何ができないか、実際にやってみないと何もわかりません。
成功すれば「自分にはこれができる」ということが分かります。失敗したら「自分にはこれはできない」ということが分かります。
自分に何ができて何ができないかが分かる。
旅を通して自分の力を知ることができたことが、自分の人生においての大いなる糧となりました。
価値観の幅を広げることができた
当たり前ですが、人生は旅だけではありません。結婚したり、子どもが生まれたり、生きるうえで社会や様々な人とかかわっていくことが求められます。
日本にいる間は、自分が当たり前であると思っていることを周囲の人も当たり前だと認識していたり、話せば分かってもらえると考えていることが多いです。
反面、海外に行くと自分の常識からひっくり返されることが普通に起こりえます。話をしたってわかってもらえないことだって1度や2度ではありません。
「自分が正しいと思っていることでも正しくないことがある」
身をもってそういう体験をした時に、「相手の価値観を認め尊重する」必要性が分かると同時に、「かならずしも価値観を共有する必要はない」ということが分かります。
1つの価値観でしか生きられない人は人生ですごく窮屈な思いをしなければなりません。
価値観の幅が広い人間であるということは人間関係を円滑にすることができます。世の中で生きていくときに必ず役に立ちます。
他人の価値観を認め、尊重し、でも自分の価値観も尊重する。そういう生き方ができたら人生はスムーズにいくことが多いでしょう。
価値観を広げる経験ができたことがこれからの人生の糧になると、おこめんは信じています。
最後に
旅の間は電車の移動、夜寝る前など自分の人生について考える時間がたくさんあります。
日本に帰ったらやりたいことや、次の旅の目的など夢をもつのもいいでしょう。
思ったこと、感じたことを記録に残していくと、人生の指針としての貴重な財産になると思いますよ。