海外旅行で危険な目に遭わないようにするためには、自ら危険を避けて行動する他ありません。
もちろん、天災やテロなどこちらが避けることでは、回避できないものもあります。
しかし、旅のトラブルで多い、「スリ」や「強盗」、「ぼったくり」などは、対策を練れば被害に遭わずに済む、もしくは被害を最小限にできるものでもあります。
トラブルに遭わないよう「危険な行動をしない」「危険な場所に出かけない」「危険な時間に出歩かない」を徹底して、自分の身を守りましょう。
さて、3つ目の「危険な時間に出歩かない」ですが、観光客の多いパリではどうなのでしょうか?ヨーロッパの都市では特に大きな都市であるパリ。もちろん観光地であり、年中観光客が来る場所でもあります。
目次
パリにいたときは旅の初心者で旅計画がずさんだった
おこめんは、パリから旅を始めました。
なので、最初パリにいたときは海外旅行初心者。
海外のことなんて全く分からない、右も左も、地下鉄の乗り方が分からないため、徒歩でパリを観光するという、そんな状態でした。
徒歩でパリ観光をしているときに、エッフェル塔に登りました。
エッフェル塔は観光地では珍しく夏期は24:00まで、冬期でも23:00まで営業しているという営業時間の長いスポットです。
その日は朝から、ルーブル美術館や凱旋門などを回り、最後にエッフェル塔を観光しに行きましたが、エッフェル塔は並ぶことでも有名なスポットでもあります。
日が暮れ始めてから並びだし、登るまでに1時間以上。帰るころにはすっかりと日も暮れて、なんと深夜23時を回ることに・・・。
レストランは空いていない
日本では、夜遅くでも営業しているレストランやチェーン店はいっぱいあります。居酒屋に至っては早朝の5時まで営業しているところも珍しくありません。
しかし、パリの23時は軒並み閉まっています。レストランからショップから、何から何まで。(マックだけ開いていました。)
つまり、深夜に出かけることを店側も想定していないのです。
日本のお店が夜中や早朝まで営業しているのは、これすらも日本の安全神話のおかげだと思います。
街を歩いている人が誰もいない
そして、昼間は観光客が多い街中も、深夜になれば、だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーれも歩いていません。
まだ、エッフェル塔付近にいた頃はまばらに人も歩いていたかと思います。
前を歩いていた老夫婦の奥さんが突然怒り出し、持っていた上着を投げて、喧嘩を始めてもだれも止める人もいないくらいの少なさでしたけど。
大通りでは、たまに車も通りました。
観光客ですら、深夜には歩かない。徹底されているな、と感じました。
セーヌ川沿いのアパルトメントがないような場所では、鼻歌を歌っても大丈夫なくらい静かでした。
人がいなさすぎて、誰にも助けを求めることができない
犯罪に遭う確率は少なそうではありましたが、言い換えてみれば、犯罪に遭ったときに誰にも助けを求めることができないような状態でもありました。
特にホテルが人気のない場所であればあるほど、帰り道は、危険です。
深夜には出歩かない
「深夜に出歩かない」。これは海外旅行中は基本です。
日本の感覚のままで歩くと大変危険です。深夜にひとりで出歩けるのは、日本が特殊である、そう覚えておいたほうが良いです。
ヨーロッパでは、夜になると、観光地でも人が歩いていないのがそれを物語っています。
犯罪は向こうからやってくるものですが、遭遇率を減らすことはできます。
こちらから危ないところに飛び込んでいくのはくれぐれもやめましょう。
パリの日没の時間
パリでは、12月には、17時前には日が沈みます。
反対に、7月頃は日が沈むのは22時前。長い時間観光をしたかったら、夏に旅行に出かけるのが良いでしょう。
冬期は、日が沈むのがだいぶ早いので注意が必要ですね。