ホテルを選ぶときは、観光地の近くではなく駅の近くに取るといいという記事を以前に書きました。
パリにはパリ北駅、パリ東駅、リヨン駅、モンパルナス駅と、いくつもの国鉄駅があります。どの駅の近くにホテルをとればいいのでしょうか?
パリは区によって治安がいいところと悪いところがありますので、もちろん治安のいいところにホテルを取りたいですよね。
パリで治安がいいところはどこなのか犯罪率のデータをもとに検証してみました。
目次
パリの区別の犯罪率
パリの治安について、パリの情報サイトでパリの区別に犯罪率がまとめられていました。
色が濃くなるにつれ犯罪率が高いことを示しています。データは2015年のものです。(引用元:le Bonbon)
暴行
1区、8区が最も犯罪率が高い。
空き巣
2区が最も犯罪率が高く、次いで1区、6区、10区、18区。
車両あらし
8区が最も犯罪率が高く、次いで1区、2区。
麻薬犯罪
1区が最も犯罪率が高く、次いで4区、8区。
パリの犯罪率まとめ
これらのデータを重ねてみました。
色が濃いところが、犯罪率が高い区です。
全体的にセーヌ川より左岸(5区、6区、7区、13区、14区、15区)のほうが治安が良いと言えます。理由としては、左岸のほうが観光客が少なく、落ち着いているからだそうです。人の集まるところに、犯罪も集まるのでしょうね。
上の地図から、パリで治安が良いのは、13区、14区、15区、20区です。
色の濃い、1区、2区、4区、8区、9区、10区、18区、19区では、ホテルを取るのを控えたほうが良いでしょう。
ちなみにおこめんは、リヨン駅の近くに(12区)ホテルを取っていました。
治安から考えるとモンパルナス駅近くのホテルを取るのが良い
14区のモンパルナス駅近くは、治安がいいので、おススメのエリアです。12区のリヨン駅近くも治安は悪くなかったと思います。
リヨン駅の近くは早朝に朝市が出て果物や野菜が買えましたよ!
モンパルナス駅はパリ郊外や、フランス国内の観光地へのアクセスも抜群!
モンパルナス駅は、ヴェルサイユ宮殿に行くときの国鉄駅としても利用できますし、TGVの発着駅でもあることから、フランス国内の(例えばロワール地方の古城など)他の観光地へのアクセスもしやすいです。
また、モンパルナス駅は、国鉄、メトロ4、6、12、13号線、バスの集合駅でもあり、パリ市内へあらゆる交通手段を使っていくことが出来ます。
パリでホテルを取るときの参考にしてくださいね。
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