【ヨーロッパ船の旅】イタリアからギリシャへの移動方法

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イタリアからギリシャへの移動は、船を利用しました。

イタリアのブリンディシ、バーリ、アンコーナなどからギリシャ行きの船が出ています。

私たちは、バーリから船を利用し、ギリシャへ渡りました。

イタリア⇔ギリシャの船旅

もっとも便数が多くて便利なのはアンコーナ発の船

アンコーナから出ている船が一番便数や運搬会社が多いです。

アンコーナは、イタリアのローマより北にあるので、ナポリまで南下してきていた私たちは、一度戻らないといけません。

イタリアを北から旅し、ナポリで観光を終える場合は、バーリから行くのが一番近くていいと思います。

バーリ⇔パトラ(ギリシャ)の船情報

私たちが乗った船

運行時間と運賃

約16時間30分の所要時間で夕方出発、夜をまたぎ、翌朝~昼に到着します。

船で一泊しなければならないということを事前に把握しておきましょう。

また、運賃は、デッキ席で16ユーロでした。(2007年当時、ユーレイルパス利用)。

部屋を取る場合はこの基本料金に部屋代が上乗せになります。

席の種類

  • デッキ席
  • 指定席(部屋ではなく席のみ)
  • 4 寝台付きの客室 (相部屋、海側or内側、シャワートイレ付、それぞれ同性限定)
  • 3 寝台付きの客室 (相部屋、海側or内側、それぞれ同性限定)
  • 3 寝台付きの客室 (相部屋、海側or内側、シャワートイレ付、それぞれ同性限定)
  • 2 寝台付きの客室 (相部屋、海側or内側、それぞれ同性限定)
  • 1 寝台付きの客室 (相部屋、海側、それぞれ同性限定)
  • 1 寝台付きの客室 (海側)

ほとんどの部屋が相部屋ですが、同性のみなので、安心です。

部屋は海側と内側が選べますが、値段は海側が高くなっています

参考値段(ユーレイルパスを利用しない場合)

  • デッキ席:60ユーロ
  • 指定席(部屋ではなく席のみ):71ユーロ
  • 4 寝台付きの客室 (内側):121ユーロ
  • 4 寝台付きの客室 (海側):133ユーロ
  • 3 寝台付きの客室 (内側):142ユーロ
  • 3 寝台付きの客室 (海側):159ユーロ
  • 2 寝台付きの客室 (内側):161ユーロ
  • 2 寝台付きの客室 (海側):181ユーロ
  • 1 寝台付きの客室:305.60ユーロ

※値段は変動しますので、参考程度にお考え下さい。

日本からでも予約が可能

こちらのサイトからフェリーの予約ができます。(日本語)⇒ダイレクトフェリーズ(日本語サイト)

出発・到着時刻も確認することができます。

船旅で気を付けること

日曜日は運休日

日曜日は船の運休日です。電車のように日曜日のダイヤルで運行しているわけではないので注意が必要です。

私たちは見事に日曜日と被ってしまい、バーリで一泊する羽目になりました。

旅をしていると曜日感覚がなくなりがちですので、船会社に行ってから日曜日だと気づくパターンがあります。

予定を立てるときは日曜日に被らないように気を付けてくださいね。

デッキ席は、席ではなく船の搭乗券のようなもの

デッキ席は文字通り船の看板席です。

屋根はありますが部屋ではないため壁もありません。スースーです。

バーリ⇔パトラ間は夜をまたぐため、看板席で夜を迎えることは難しいです。

どの席を選べばいいの?

私たちは、デッキ席=屋外というのを知らなかったため、看板席で取ってしまいました。

夜を明かすのは寒すぎて難しかったため、船内のレストラン(バール)を夜中利用しました。

これには賛否両論あるかと思います。また、レストランは0時から4時半までは消灯されますが、4時半からは明るくほとんど寝ることはできないので、徹夜状態でギリシャに行くことになります。

体力的にもしんどいです。

また、貴重品も自己管理のため、夜中荷物のことを考えなければなりません。

お金との相談になりますが、部屋を取ることをオススメします。

最後に

船に乗って新しい場所に着くのは本当に冒険している気分になります。

一泊だけですがワクワクした気分を味わえますよ。

アイキャッチ画像 Photo by Panoramas - Athènes - Acropole - Parthénon - 11-08-2008 - 8h17

 

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