海外旅行の期間はどのくらいを計画していますか?
仕事の都合、学業の都合など、旅行期間として確保できる日数は人それぞれですが、短期旅行、長期旅行、どっちがどれだけお得なのか、それぞれのメリットをまとめてみました。
目次
金銭的には長期旅行のほうがお得
これは、言わずもがな。
現地でかかる金額は短期も長期も同じですね。(ホテルによっては連泊すると安くなるところもありますが、1か月も連泊するということは考えられないので。)
ただ、航空券代については、短期旅行を何度も行く場合はその都度かかります。
そして、航空券代はヨーロッパであれば1回につき10万ほどはかかります。
それを複数回となると、10万×回数・・・。
圧倒的に長期旅行のほうが安くなります。
また、ユーレイルパスを使う場合は、現地での移動交通費も長期旅行のほうが安くなります。1か月以上の旅ではユーレイルパスがお得になるからです。
詳しくは、↓こちらの記事を読んでください。
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【徹底比較】どっちが安い!?ユーレイルパス VS 早割チケット
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荷物はほとんど同じ量を持っていく
また、1週間の旅でも1か月の旅でも荷物の量は基本的には同じです。
服については季節をまたぐ場合は変わってきますが、1か月ほどであれば季節による変化で持っていかなければならない服は変わらないので、持っていく量は同じです。
どちらも1週間ほどの用意を持っていき、1週間の旅では帰ってきてから洗濯をし、1か月の旅では現地で洗濯をして着まわします。
シャンプーやリンス、歯磨き粉などの消耗品は使う量は変わりますが、持っていく量としては、1週間でも1ヶ月でもほとんど同じになるでしょう。
持っていくもので圧倒的に違うのはお金です。1週間の旅と1か月の旅では現地で使う金額が4倍は変わってきますからね。それでもお金の量で荷物が増えることはそれほどありません。
長期旅行のほうがお金の管理は大変になる
長期旅行では、先ほども述べたようにお金をたくさん持っていくことになります。
現地での支払いを考えると、なるべく額面の小さい紙幣(10ユーロ札や20ユーロ札)が便利ですので、持っていく枚数が必然的に多くなります。
盗まれていないか、落としていないか、現地ではこまめに確認が必要ですね。お金の管理はきっちりやりたい性格もあったかとは思いますが。
いずれにせよ、旅行中のお金は命綱。
残りの金額を把握しておかないと大変なことになるので、長期旅行ではいつにいくら使ったかをしっかりと記録しなければなりません。私は、ホテルで寝る前に、日記を書くときにお金も確認して記録していました。
枚数が多いと残りのお金を数えるのも大変。お金の管理は長期旅行のほうが苦労することになるでしょう。
体力的にはイーブン???
では、体力的にはどうでしょうか?
これは個人差がありますが、現地で一番きついのはまず最初の一日目。
なぜかというと、日本とヨーロッパでは、時差があるため不調をきたす人が多いからです。
かくいうおこめんも、パリに着いたときに自覚してはいなかったものの完全に時差ボケで、洗顔フォームで歯を磨いていましたからね。口の中が痛かった思い出。絶対、洗顔フォームで歯を磨いちゃダメ!
2日目以降はだんだん現地の環境にも慣れ、体力的には調子が戻ってきます。
荷物も毎日背負ってくるとだんだん筋肉がついてきて、14キロを毎日背負っていましたが、平気でした。
筋肉がついてくるまでには、1~2週間ほど。1か月の旅ではきついのは最初の1~2週間で、あとはだんだんと体が適応していきます。
2人以上の長期旅行では喧嘩が増える
おこめんは友人との2人旅でした。
相手がいる旅では、ずーっと同じ相手と四六時中いることになるので喧嘩もします。
1~2週間なら我慢できることも1か月以上となると耐えられなくなって喧嘩の火種に。
特に、2人だとお互い相手しかいないので、喧嘩をすると口をきかなくなる状態でしたね。
2人以上の長期旅行では、本など気分転換になるグッズを持っていくことをオススメします。
計画の大変さは長期旅行が圧倒的
観光地を調べたり、ホテルを予約したり、鉄道のチケットを予約したり。旅の計画、準備でやらなければならないことはたくさんあります。
期間が長ければそれだけ行く国や都市も増えて調べなければならないことはどんどん増えます。特に現地で待たされない旅や格安の旅をしたければ早期予約、日本からの手配などは必須です。
ホテルや鉄道チケットは予約が早ければ早いほど安くなる傾向にありますので、日本から手配していくのが良いでしょう。
観光地も事前に予約を済ませておくことで現地で行列に並ばなくてもすみます。
そうなると、旅行計画は事前にきっちりと日本からしていく必要があります。
それを×旅の日数分。
長期旅行は事前準備にもたくさんの労力が必要です。
もちろん、旅の計画を立てる大変さだけでなく楽しさも圧倒的に大きくなりますけれどね!
まとめ
短期でも、長期でも何かあったら日本に即帰る!という気持ちで行くのが良いと思っています。
現地では無理をしない。
トラブルに巻き込まれたら、命があるのが一番だと思う。
旅を背負い込まないスタンスが大事です。
誰にも強制されていない自由旅行なのだから、計画から外れても、自分のタイミングで帰国すればいいでしょう。